子供は料理のお手伝いをいつからできる?
子供が料理に興味を持ったときが始め時です。自我が芽生えて、意思の疎通できる3歳から4歳の間が最適です。食材を混ぜたり、切ったりする簡単なお手伝いから始めます。徐々に難しい料理を作ることができるようになるでしょう。
小さな子供でも簡単にできるお手伝い内容3選
おにぎりを作ってみよう!
基本のおにぎりの握り方
1.お茶碗かお椀にラップを敷いて、ご飯を入れます
※炊きたてのご飯はとても熱いので、大人がボウルなど別の容器に入れてあげましょう
2.ラップの端を一緒にして口をまとめます
3.力を入れずに手でギュギュッと形を作ります
「まん丸おにぎり」「三角おにぎり」「俵型」どんなおにぎりになるでしょうか!?
卵料理に挑戦!
ふわふわスクランブルエッグ
作り方の手順は下記の流れになります。
1.卵を割って容器に入れます
2.フォークで混ぜます
3.塩をひとつまみと牛乳を大きなスプーンひとさじを入れてよく混ぜます
黄身がほぐれて均一になっていれば白身が混ざりきっていなくても大丈夫です。
お砂糖を入れても良いですね。
4.温めたフライパンにバターを入れて、溶けきる前に3の卵液を流し入れます
火の強さは弱火と中火の間にします。バターは小さいスプーンひとさじです。
5.周りが少し固まってきたら、お箸で外側から大きくゆっくり混ぜます
6.少し固まっていない部分がある状態で火を止め、お皿に盛付けます
包丁の使い方の基本
1.子供が安全に包丁を使える環境を整える
立ち姿勢で、おなかの位置に台とまな板がくるように踏み台などを使用して調整します
※不安定な場所では使わない
2.包丁の刃(危ない場所)について説明する
おままごと用のおもちゃから本物の包丁を使いだすときは特に注意が必要です
※刃の部分を持たない
3.包丁の持ち方とねこの手、包丁の置き場所を教える
利き手の親指と人差し指でハンドルの根元をつかみ、残り3本で支えます。
包丁に添える手はねこの手(軽くグーの手)にして、食材を軽く押さえます。
食材を切り終えた時、説明を聞く時など包丁を使わない時は必ず置くようにします。
刃を外に向けて安定した場所に置くように教えます
※刃を外側に安定した場所に置く
4.食材の切り方を教える
きゅうりやバナナなど、力を入れずに切れる食材から挑戦すると良いでしょう。
ウインナーとキャベツの炒め物
1.キャベツを一枚はがして洗い、キッチンペーパーで水分を拭き取る
※芯の部分は子供の力で切るのは大変なので切り取ってください。
2.ウインナーを切る
斜めに切ったり、輪切りにしたり、たこさんウインナーにしても良いですね。
3.温めたフライパンに油を入れて、ウインナーを入れて色が付くまで炒める
4.キャベツを入れて、混ぜたら、蓋をして弱火でしばらくおく
5.キャベツがしんなりとしたら、塩少々で味付けして混ぜたら完成
小学生のお手伝いデビューにオススメ簡単料理3選
カレーライス
[材料]4人分
米 2合
タマネギ 1と1/2個
にんじん 1本
ジャガイモ 2個
薄切り肉(牛か豚どちらでも)100g
リンゴ 1/2個
サラダ油 小さじ1
市販のカレールーと箱の後ろに書いてある分量の水
[作り方]
1.ご飯を炊く
2.野菜を洗って、皮をむいて切る
タマネギは、たて半分に切ってからへたと芯の部分を切り取り、くし切り
にんじんは、たて半分に切ってから5mm位に切る
苦手な場合はもう少し薄くすると食べやすくなります
火が通りにくいので、分厚くならないようにしましょう
ジャガイモは、一口大に切る
切ったら水にさらし、3分ほどしたらザルに上げておく
リンゴは皮をむいて芯を取り、薄切りにしておく
肉は、食べやすい大きさに切る
3.鍋を温めて、油を入れてタマネギを炒める
4.タマネギがしんなりしたら、にんじん、リンゴ、ジャガイモと豚肉を加えて混ぜながら炒め5.2から3分ほど炒めたら、水を加えて蓋をして煮込む。ぐつぐつしてきたら、アクを取る
6.野菜に火が通ったら、火を止めてルーを入れて混ぜる
7.混ざったら、もう一度火にかけてとろみがついたら完成
ポテトサラダ
[材料]4人分
ジャガイモ 4個
にんじん 1/2本
きゅうり 1本
ハム 4枚
卵 2個
マヨネーズ、塩、こしょう、コンソメ、砂糖
[作り方]
1.ジャガイモはよく洗って皮をむかずに鍋に入れ、ひたひたの水で火が通るまでゆでる
茹で上がったら水を捨て、さらに火にかけて水分を飛ばす
※真ん中を竹串で刺し、スッと通ればOK
2.熱いうちに皮をむき、フォークでつぶし、マヨネーズ以外の調味料を加えて混ぜる
3.にんじんはいちょう切りにして,柔らかくなるまで茹でて冷ます
4.きゅうりは輪切りして、塩もみをしてしばらく置き、水分が出てきたら絞って水分を捨てる
5.固ゆでのゆで卵を作る
6.ハムは小さめの一口大に切る
7.2から6とマヨネーズを混ぜ合わせる
バナナのラッシー
[材料]1人分
バナナ 1本
ヨーグルト(無糖) 50cc
牛乳 50cc
はちみつ又は砂糖 大さじ1
レモン汁 大さじ1
[作り方]
1.皮をむいたバナナは、フォークの背で細かくつぶす
2.残りの材料を入れて、スプーンでよく混ぜる
3.お好みで氷を入れたら完成
まとめ
今回の記事は、子供の年齢別にできるお手伝いや料理の注意点と簡単な作業を紹介いたしました。
単純作業でも完成させることによる達成感から、肯定感の向上につながるのではないでしょうか?
カレーライスは、子供も大好きなメニューです。お休みの日に挑戦してみませんか?
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